こんにちは、在宅デザイナーのharunaです。

私は東京在住なので、東日本大震災の時は震度5弱の地震に遭いました。

あの時も余震はかなり続き不安な毎日でしたが、無論今回の熊本の地震では大勢の方々がもっと辛い日々を送っているんだなと思うと、本当に心傷む毎日です。

一日も早く被災された方々に穏やかな日常が戻ってくることを祈っています。

私自身の話で今年の3月11日にも思い出したことですが、東日本大震災の当日は幸いなことに自宅にはいませんでした。

以前勤めていた会社で外注として仕事をいただいたので、家でやってもよい仕事だったのですが、制作環境が整っていることや、わからないことがあったらその都度確認しやすいこともあって、その会社まで行って作業をしていました。

今思うと、何度考えても「あの時はたくさん人のいる場所にいて本当に良かった!」という気持ちしか湧いてきません。

当時は特に、古い木造の住宅が建ち並ぶ「まさに下町の中の下町」に住んでいて、そもそも借りた時点で家も微妙に傾いていましたし、一人でいたらかなり怖い思いをしたに違いありません。

その代わり帰宅困難者になってしまい自宅まで徒歩で帰りましたが、やはり大勢の人が同じように歩いていたので、孤独は感じませんでした。家族に無事に会えるかということだけが心配でしたが…。

 

在宅で仕事をしていれば通勤もしなくて済み、他人に気を遣う必要も無く、休みたい時に適当に休んだりと自分のペースでじっと仕事ができて気楽さ抜群ではありますが、このような時ばかりはそういうことがマイナスに働くかもしれません。

在宅ワーカーに限らず、赤ちゃんや高齢者の家族を抱えてじっと家にいるような人にも同じことが言えるでしょうが、一人で災害に遭った時のシミュレーションもしておくべきだと思いました。

家の中にも倒れそうな家具はなるべく置かず、仕事場には安全な場所を広めに確保するといいですね。

著者

haruna(在宅デザイナー)
haruna(在宅デザイナー)
保育園児の母をしながら、在宅でグラフィックデザインとクラウドソーシングのお仕事(主にライティング)をしている主婦です。