こんばんは。

今日もブログを読んでいただき、ありがとうございます。

今日は、ライティングの仕事をする上で大切な「句読点」について考えたいと思います。

実は私、文学部の出身でありながら、未だに句読点で悩んでしまうんです。

小学生の子供たちに作文の書き方を教えると、基本的に文章が短いために、ドリルや学校テキストなどの文章には必要以上に読点が付いています。

そのまま子供たちは中学・高校へと進み、句読点についてほとんど教わる機会がありません。

作文や小論文などの宿題はありますが、それで句読点を教えてくれる先生がどれだけいらっしゃるのでしょう?

文の長さや読点の場所で、文章そのものの意味や感じ方が変わるものです。

ですが、新聞・雑誌や小説などを読んでみると、文の長さ(句点の打ち方)や読点の打ち方は人それぞれ。

読点については明確な用法が定まっていないため、大切なのはセンスのようです。

また、どんな人たちが読むのかを想定し、その読者が理解しやすいかどうかを考えるといいのでしょう。

基本的には、読んでいて息継ぎができる場所で、読者が理解しやすく読みやすい長さに句読点を打つといいのだと思います。

小説などの文学作品には、たまに一文がページをまたぐほど長い作品がありますが、これは筆者が意図して書いている一つの技術です。

そういった技法はライティングの仕事には向きません。

一つの文の長さは、新聞や雑誌のような長さが理想だと私は思います。

それは、ライティングの仕事は文学作品ではなく、情報を提供する仕事だからです。

そう思いながらも、たまに句読点で悩んでしまう事があります。

言いたいことを不特定多数の読者にどう伝えるのか、読み直しながら経験を積んでいく事が大切なのでしょうね。